「インターネットビジネスへの参入」






ブライダルネット代表
岡崎員士

 私はインターネットで「ブライダルネット」という結婚情報サービスを営んでおり ます。簡単に言うと、男女の出会いのお手伝い、少し前ならお見合おばさん(おじさん?)と いったところです。もう少し知りたいという方は、ビジネスチャンスという雑誌の10月号(8/22発売)に 記事が出ていますのでご参照下さい。   


   インターネットビジネスは、「個人でも簡単に始められてサイドビジネスにうってつ け」、とか「個人でも世界を相手にビジネスが出来る」など、さすがに最近はそこま でいう本は少なくなってきましたが、今でもそういう風に思われている方も多いのではないかと実 感することがあります。
 というのも私が昨年(1996.5)サラリーマンを辞め、インターネットビジネスを始 めてから、サラリーマン・大学時代の友人などから「岡崎はいいよな。毎日ホームペ ージを更新していればいいんだろ」などとよく言われるからです。
 確かに、上記に書いた文言は嘘ではないでしょう。「個人でも簡単にビジネスを始 められる」し「個人でも世界を相手にビジネスが出来る」事は事実です。しかし、大問題は、個人 で簡単に始めたその後です。売り上げは? 利益は? サラリーマンがサイドビジネスで始め たインターネットビジネスのほとんど全てが、売り上げが月に1万円以下になったり、 長く持っても数ヶ月で消えてゆくといいます。
 私の元に昨年、インターネットビジネスについて取材に来られた女性の雑誌ライター の方が言われてました。「取材依頼をしても、取材時にはホームページ自体が無くな っていたり、月の売り上げが0件だったりして取材に困るんです」

 インターネットビジネスは、新たに生まれた特別なビジネスのように思ってる 方もいらっしゃるでしょうが、ただ、初期投資が少なくてもアイデアしだいで、新規 ビジネスに参入しやすいだけで、今までのベンチャービジネスとなんら変わりはないのです。


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