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COMDEX/Fall'97雑感 〜PC市場変革の予兆〜
1997年秋のCOMDEXは、恒例のごとくラスベガス・コンベンションセンターで11月17日から開催された。
前夜祭としてマイクロソフトのビル・ゲイツCEOが16日の夜、アラジンシアターで7000人以上の聴衆を前に特別基調講演を行い、これからのWindowsはNTとCEの2本柱に支えられて発展すると語った。
同氏は98年に出荷されるNT5.0は、NT4.0のバージョンアップではなく、エンタープライズを狙った「NTファイブ」という新OSだと強調した。 さらにWindowsCEはハンドヘルドPCだけでなく、デジタルTV、ナビゲータ、CD/DVDプレイヤー、WebTV、ウォレット(財布)PCなど、インターネット家電の中核OSの座を確保すると説明。講演中にはウィンドウズ98という言葉は一度も聞かれなかった。 マイクロソフトはすでにNTと98のカーネルの統合化路線を発表しており、98よりもNTに重点を置いていることがこの講演で読み取れる。 COMDEX初日のキーノートスピーチを行ったコンパックのE・ファイファーCEOは、今後のPCの主力市場はエンタープライズとデジタルホームであると説明した。PCサーバーがスケーラビリティを拡大することで、リガシィシステムをリプレースし、PCがこれからの全ITの標準技術となることを強調した。 PC産業がインターネット家電を包含することによって、ホームや自動車の運行環境はデジタル技術で取り囲まれ、それぞれデジタルホーム、デジタルカー時代が到来することを示唆した。
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