祭りの映像ライブラリー


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浜松まつりの主役は  です。




浜松には昔から、ある家に長男が生まれると町内の若者たちが
端午の節句に 祝凧 を送ってこれを揚げるという風習があった
ということです。

その風習が高じて、江戸時代中期頃から端午の節句の凧揚げ
各町でさかんに行われるようになり、華美となっていき
ました。

その後、倹約をむねとする封建領主によって規制がしかれ まし
たが、その雄大さは今日まで受け継がれています。

浜松まつりの凧には2種類あります。 一つは男子の誕生を祝う
初凧。 もう一つは浜松まつりのメインイベントともいえる
凧合戦のための けんか凧 です。けんか凧は各町の
シンボルでもあります。

この凧合戦
は、けんか凧同士で糸をからませ、摩擦で相手の糸を
切ると いうものです。

この戦いに勝つために浜松凧には様々な工夫 がなされています。
風の具合によって左右にぶれないように、長い尾骨と尾縄を
つけて安定させる、骨を多くする。また糸のつけ方によっても
揚がり方が 違うといいます。

各町では、凧造りにも、また糸を切るテクニックの研究にも力を
注ぎます。

浜松まつりは、浜松の全市民的お祭りなのです。


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