「花巻まつり」は、文禄2年(1593)、
この町開町の祖・北 松斎を敬い、
町民が山車を作り、町内を練り歩いた事が最初だといわれている。
現在は、市民参加のまつりとして盛大に行われ、
400年の伝統を誇る花巻の一大イベントとされている。
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花巻まつりの呼びものの風流山車。
京都祇園まつりの鉾に似た屋形山車は、本来”岩山を本体とし、見物人など
そばにいる人に今にも頭から崩れ落ちるかと感じさせるものが本物”とされ山車
づくりにはかなり特殊な技術が必要とされています。
豪華な山車が年々増え、町全体が華やぎます。
■大阪御堂筋パレード参加(平成4年)
■平安建都1200年記念
「全国祇園祭山笠巡行」参加(平成6年)
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鹿踊は、村の平安を祈願し、悪霊を追い払う行事が舞踊化されたもの。
県内各地で踊られる鹿踊は、太鼓踊り系と幕踊り系にわけられますが、
花巻では前者にあたり、腹に太鼓を下げ、各踊り手が歌をうたい太鼓を
打ち鳴らしながら踊るのが特徴。
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平成4年、開町400年記念事業として明治時代につくられた祇園祭の鉾に似た
屋形山車を復元したもの。
総ヒノキづくりで高さ 13メートル・総重量 約3トン、最上部にあるのが城の天守閣
に模した「屋形」、入母屋造り2層の屋根はすべて漆塗り。一部「軒唐破風」と呼ばれる
独特の様式を取り入れられ、金具類は金箔が張られている。彫刻を施した欄間など
豪華絢爛みごたえ十分、一見の価値有り。
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花巻囃子は岩手の代表的祭囃子の一つ。
祇園調を漂わせる大太鼓・小太鼓・笛・三味線の調和、独特の三味線のメロディーが特徴。
花巻囃子には行進囃子と停車囃子の2種類があり、現在の花巻囃子は行進囃子。
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花巻まつりの呼び物の1つ。
花巻地方に伝わる神輿は、樽の形をしていることから一般的に樽神輿と
呼ばれている。
花巻まつりには欠くことのできない風物で、年々参加台数も急増している。
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花巻伝承の神楽は、山岳信仰に基づく修験者集団によってもたらされた
山伏神楽が主流。
いいつたえによると、早池峰神楽岳系・円万寺神楽系・和賀大乗神楽系に大別
され、どの神楽も演目の最後には、祭神の権化である獅子頭を捧持して舞う権現舞
が演じられる。この舞いの意は、民衆の願望である社会安隠・除災招福・五穀豊穣
などを祈念している。
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