曙・相原勇 完全破局で思うこと




伊藤聡子


 横綱曙関が相原勇さんとの破局をようやく認めた。 オーストラリア巡業から帰り、翌日朝げいこに向かう所を、スーパーモーニングが直撃したのだ。「去年の暮れに別れたつもりだった」とか・・・、
独断と偏見で言わせてもらうと、この人どういう男なの? 確かに男と女には2人だけにしかわからないことがある。なにが原因なのかそれを探ろうとは 思わない。

ただ、一度は結婚しようと決めた人に対してのきちんとした別れ方ってあると思う。 少なくとも相原勇さんはマスコミの破局報道があるまで、優勝すれば結婚できると信じていたようだ。おそらく、彼の口からはっきり聞かされたのも、このスーパーモーニングの画面を通じてのことだろう。これってあんまりよね・・・。
私は彼女と同い年の女性として、彼女の気持ちを考えると本当に気の毒になってしまう。

 彼女は1年程前から「Thank you」という本を書いていた。 これは彼女が結婚し芸能界を引退するにあたって、お世話になったいろんな人に対してありがとうと言うために、したためたものだった。
そのなかには当然曙関との出会い、そして仕事を整理してほしいと言われたこと、そして彼女が相原勇を捨てて本名小原靖子に戻るにあたっての心の軌跡も書かれている。
 ミュージカル「ピーターパン」に憧れて芸能界に入り、ついには、その主演の座を射止めただけの彼女だ。そんなに中途半端な気持ちで仕事に取り組んできたわけではなかっただろう。でも、曙関との結婚のため全てを捨てた。去年の暮れにはレギュラー 降番にあたって「お幸せに」と花束で送られる姿を私も見た。

なのに「去年の暮れに別れたつもりだった。」はないでしょう・・・。
つもりだって、そんな自分だけの納得で片付けられることなの?
事実、今年に入っても曙関にインタビューしてもはっきり言わないのは気になっていたが「相原勇さんとは結婚する可能性はあるんですね。」と聞かれると「はい」と答えていたのだ。
仕事を整理した相原勇さんにとっては、もうこの言葉を信じるしかなかったと思う。だから、多分ダメなんだろうと分かっていても、はっきり曙関の口から聞いてしまった今、彼女はどんな気持ちでいるだろうと思うとこちらまで胸が痛くなる。

独断と偏見で言わせてもらえば、曙君あなたは全然男らしくない。 勇ちゃん、1日も早く立ち直ってまた元気な姿を見せて・・・。 きっといい人がみつかるよ。