43話 「日蘭交流400周年」
ニュー・イングランド通信
ニュー・イングランド通信をいつも読んで下さるオランダのRitaTetterooさんからお
手紙と共に「日蘭交流400周年」というイベント・ガイドブックが送られて来ました。そこで早速お電話でお話を伺いました。リタさんは大変な親日家で、日本・オランダ交流の会「オランダ会」の会長さんです。
西暦2000年は日本とオランダが交流を始めて400周年の記念すべき年、という
訳で今年は様々な行事が日本とオランダで行なわれる予定だという事を教えて下さいました。
1600年4月19日、オランダ船の「リーフデ号」が九州の海岸に漂着したのが日
蘭交流の始まり。この400周年を記念して、様々な行事が計画されている様です。日本人がオランダという国の名前を聞いて思い浮かべるのは、風車、チューリップ、デルフト・ブルーの陶器、ゴッホ、アンネの日記、チーズなどでしょうか。日本だけで2000年一年間に400以上の企画が計画され、それと同時に、オランダでも様々なイベントが用意されているそうです
。日本とオランダ、両国の皇太子殿下が記念事業の名誉総裁になっているという事を
見ても、国を挙げてお祝いをする姿勢が伺えます。
ここでちょっとプリビューをお知らせしておきましょう。東京でのゴッホ展、ロイヤ
ル・コンセルトヘボウ管弦楽団
の来日、アムステルダム国立美術館所蔵のレンブラント他の名画を含む17世紀オラ
ンダ絵画の巨匠達の作品紹介。
北海道では
オランダの伝統的な200キロ・スケート・マラソンレース。オランダのサッカー・
チャンピオンと日本のトップ・
チームとの対戦。経済・金融関連ではユーロ・シンポジウム。オランダ王国海軍軍艦
上でのトレード・フェアーなど
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