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50話  「アメリカ式家事の秘訣」

ニュー・イングランド通信

日本の皆さんは家事にどの位の時間を費やしていますか?『主婦の仕事は年中無休、 24時間勤務』と良く言われますが、最近はキャリア・ウーマン、ワーキング・マザーが増え、家を留守にする事も多くなりました。電化製品のお蔭で、家事作業の能率はぐっと良くなった筈です。

000524-1.jpg (14k) さて、アメリカの家事の変遷はどうなっているのでしょう?アメリカの新聞(USAト ウデイ)によれば、1,001人を対象にしたアンケート調査で 23%の人が「自分が育った頃よりも家が汚い」と答え、18%の人が「家をきれいにする基準が年々下がって来ている」と答えているそうです。その理由として「時間が無い。51%」「家をきれいにするより人生にはもっと大切な事がある。45%」「他にしなくてはいけない事がある。45%」「大して大切な事と思わない。23%」「また、すぐに汚くなる。14%」が挙げられています。ウーン、この新聞のアンケート調 査を見ていると「きれい好きのアメリカ人が減って来たのか?」と少々心配になりますが 私の知る限り、アメリカ人は皆、家をきれいにする事に時間と情熱を費やしています。ですから ご心配には及びません。

この新聞記事では、アメリカ人の家事に費やす時間の変遷を「1965年には一週間 に36時間だったのが、現在では一週間に29時間に減った」と報じています。これは、便利な電化製品のお蔭で掃除が楽になった、化学繊維の開発でアイロンがけが減った等の結果であろうと分析しています。しかし、いくら電化製品が発達しても 多忙なアメリカ人のキャリア・ウーマン、ワーキング・マザーがどうやって家事をこ なしているのか?知りたいと思いませんか?
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