67話 「インターナショナル・ハウス」
ニュー・イングランド通信
NYのマンハッタンには、世界各国からの留学生が沢山住んでいます。さて、この方達
は一体どうやって、アメリカに来て住まいを探しているのでしょうか？今週は、日本からの留学生、律子さんにお話を伺いました。
アメリカに留学をする場合、専門の業者に「お任せ」で全てを手伝って貰う楽な方法
もありますが、律子さんの場合、「一から十まで自分の目で確かめて自分でやった」と言う自立心旺盛な頼もしい方です。日本の大学を出て、一端就職をしたのに、自分のやりたい事を求めて専門学校に入って学び、それを生かした職業に就いていたにも関らず、更に勉強をする為にアメリカに行きたい！と思い始めます。それ以来、会社のお休みを利用して、ハワイ、ロサンゼルス、シアトル、サンフランシスコ、ＮＹ、ボストンをそれぞれ「下見旅行」されました。先ず、このエネルギーにビックリですよね。留学に関する本も片っ端から読み、リサーチにはインターネットも多いに活用したそうです。
考えた末にＮＹに決定。律子さんは大学院入学に備え、先ずコロンビア大学のＥＳＬ（英語を母国語としない人達の為のクラス）で英語を磨く事にしました。このＥＳＬのクラスは、将来その学校に行く学生でなくても差別なく授業を受けらるのです。コロンビア大学と言えば、この９月から人気歌手の宇多田ヒカルちゃんが通っているという事で、日本でも注目の学校でしょう。
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