title2.gif (23k)



76話  「比較のコマーシャル」

ニュー・イングランド通信

コマーシャルは、商品の良さを消費者に分かって貰い、商品の売り上げを促進する事が目的です。その為に、有名人を起用して注目を集めようとしたり、データを揃えたりとアイデアは様々です。

001122-1.jpg (12k) アメリカのTVコマーシャルを見ていて、先ず日本のCMと異なっていると気がつく事は、ライバル会社の商品との比較です。日本では決してやらないアプローチ。ライバル会社の名前と商品名をはっきりと出して自社の商品と比べ、どうして自社の方が良いかを訴える、説得力のある宣伝です。例えば、頭痛薬ですが、A社の頭痛薬は8粒飲まないと効かないのに対し、我が社の薬はたったの2錠で効きます。 或いは、持続時間を売り物に、1錠飲めば我が社のはB社に比べて何時間長く効きますから、快適に過ごせます。という物です。

もう一つの例として、ファースト・フードを見てみましょう。別名ジャンク・フードとも呼ばれる様々なファースト・フード。どこの町に行っても、苦労なく捜すことが出来る手軽な食べ物です。所が、この手の食べ物のカロリー、コレステロール、脂肪を調べると、ビックリ。体に悪いこと、この上ないのです。
page 1 2
次へ


| 最新コラム| ギャラリー| プロフィール | バックナンバー |