89話 「ボストンの新しい橋」
ニュー・イングランド通信
ここ数年内にボストンを訪れたことがある方は、工事中のボストンのイメージが強いと思いますが、それもその筈。 ボストンは、長い期間をかけて、大規模な道路工事を行なっているのです。その工事のハイライトとも言えるボストンの新しい橋が、チャールズ川に架けられる「世界最幅のケーブル支柱橋」です。この橋は、車道が１０レーンあり、上り下りそれぞれ４レーンに加え、２レーンのおまけ付きと言う「左右非対象形」の珍しい橋です。コンピューターで精密に計算され、安全性に問題なしと言うことですが、このおまけの２レーンが橋を支える支柱やケーブルの外側に出ているのが、とても印象的です。
ボストンと言えば、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学と言った有名大学のある学園都市。ボストン茶隊事件を初めとする歴史的な場所。というイメージが強いでしょう。実際にボストンの街の中を歩くと、ニュー・イングランド地方独特のイギリスの雰囲気が大変色濃く残っていて、古い建物を大切に守っている街ですが、ここにモダンな橋がお目見えすることになります。
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ここ数年内にボストンを訪れたことがある方は、工事中のボストンのイメージが強いと思いますが、それもその筈。
ボストンは、長い期間をかけて、大規模な道路工事を行なっているのです。その工事のハイライトとも言えるボストンの新しい橋が、チャールズ川に架けられる「世界最幅のケーブル支柱橋」です。この橋は、車道が１０レーンあり、上り下りそれぞれ４レーンに加え、２レーンのおまけ付きと言う「左右非対象形」の珍しい橋です。コンピューターで精密に計算され、安全性に問題なしと言うことですが、このおまけの２レーンが橋を支える支柱やケーブルの外側に出ているのが、とても印象的です。
