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105話 「日米ドライバーのマナー」

ニュー・イングランド通信

010613-2.jpg (9k) 車社会のアメリカでは、どこへ行くにも車が無ければ話になりません。一方、日本 でも車の数は増え続け、道路の渋滞はいつも悩みのタネです。そこで、今週は 日米ドライバーの道路でのマナーについて比較してみたいと思います。

法律では決められていないけれど、ドライバー全般の人が行なっている慣習として のエチケットやマナーの様な物がいくつかあると思いますが、先ずは日米共通の物 を取り上げてみましょう。合流地点では、車が交互に道を譲る。夜間、ハイビームで 走行していて、対向車が来たら、ライトを下向きにする。近くで 警察がスピード・チェックをしていた場合、パッシングによって対向車に知らせる。 などでしょう。

では、次に日本独特の慣習について考えてみましょう。車線変更の意思表示をして いる車に、道を譲ってあげた場合、「有り難う」の意味でハザード・ランプをピカピ カさせる。 これは、一体誰が考え出したのか知りませんが、礼儀正しい日本人らしい、ほのぼの とした光景で、いつ見ても心が温まります。又、交差点の赤信号で止まった場合、反対側にいるドライバーが眩しいことを気遣って、ライトを消してあげる。これも実に思いやりがあると思います。
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