135話 「21世紀は女性の世紀」
ニュー・イングランド通信
アメリカでは毎日、テロ、炭ソ菌、戦争の話題が後を絶ちませんが、
日本の皇室のおめでたいニュースも報じていました。アメリカらしい
コメントが印象的だったTVニュースの話題です。
「戦後、ストッキングと女性が強くなった」なんていう言葉を
覚えていますか?こんな言葉が流行ってから随分経ちますが、
20世紀の後半は、世界的に見ても各界への女性の進出が
目立ちました。アメリカでは世界に先駆け、大手の会社がいち早く
女性のエクゼクテイブを採用するなど、目新しい事が話題になりました。
しかし、今では政治経済の世界で女性が活躍することが
全く普通になり、日本もアメリカの後を追って、女性がドンドン
活躍しています。
さて、日本の皇室のおめでたは、様々なメデイアで報道されて
いましたが、その時に必ず一緒に報道されるのは、日本の
皇位継承に関することでした。あるTVニュースのコメンテイターが、
最近アメリカのTVで放映されているコマーシャルを取り上げて
この話題を結んでいたのが印象的だったので、ここでご紹介しましょう。
新生児室にたくさんの赤ちゃんが寝ています。男の赤ちゃんは水色、
女の赤ちゃんはピンク色の毛糸の帽子を被り、腕には性別の
色分けがしてあるブレスレットで身元が分かるようになっています。
看護婦さんが見回りに来ると、ピンクの帽子が床に落ちています。
拾ってかぶせて上げるのですが、すぐにまた一つ、もう一つ。
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