１２話 「消費税」
今の日本は 財政が苦しくなると すぐに「消費税を上げれば、、、」と言います。日本に消費税が導入されてから 未だあまり経たないのに３％から５％ヘ。そして 次には何％になる事やら、、、。本当に消費税は 又 上がるのか？消費者としては 大変気になる所ですよね。
アメリカの消費税は 州によって異なります。NY州は８．２５％、コネチカット州は６％、アラスカ州は０％。この数字を聞いて、日本の皆さんは単に日本の５％の消費税との比較をするでしょうが もう 少し細かく比較してみましょう。
日本の消費税は 何にでも一律に５％の消費税をかけていますが コネチカット州の６％の消費税をみると こんな具合です。食べ物に関しては 原材料を買う場合 消費税は付きません。所が 調理したもの、手が加わっている物には６％の消費税がかかります。つまり きゅうりを一本、ステーキ用の肉を一枚、買っても 消費税はかからないのです。
でも きゅうりを洗って スライスして これがサラダ・バーに並ぶと 消費税の対象になります。自分で調理する手間をかけずに 便利な物を買うと消費税の対象、という理解です。又 衣料品に関しては 一つの品物の値段が＄４９．９９までの物に関しては 無税です。ですから T-シャツなどの小物を何百ドルも買っても トータルの金額と税金は無関係となります。ただし 一点の値段が＄５０以上の物には しっかりと６％の消費税が付きます。慣れないうちは いつ消費税が付くのか付かないのか？迷う事も在りますが その理由を考えると 大変合理的なルールだと思います。
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