41回「ミネソタ生まれのスヌーピー」
ミネソタ州セントポール出身の漫画家チャールズ・シュルツさんが先日カリフォル
ニア州の自宅で亡くなりました。13日、日曜日に最後のスヌーピーを新聞に出した
途端のできごとでした。
現在、セントポール市内ライスパークでは、スヌーピーのキャラクターたちを形
取った氷の彫刻をフィーチャーしているウインターフェスティバルの真っ最中。最後
のスヌーピーが日曜版に出るため、昨日セントポール市長はその彫刻の前で、13日を「 チャールズ・シュルツの日」と発表したばかりです。あまりにも突然のシュルツさんの死で、地元の人たちはショックを受け、気温が0度以下になった夜でさえお花を彫刻のキャラクターたちに捧げにくる人々もいました。
日本の人たちから見れば、スヌーピーはまるでカリフォルニア生まれのようです
が、実はルーツはミネソタ。しかも、私の家から歩いて5分ほどの所に、シュルツさ
んが育った家があるため、私もものすごく身近に感じています。
シュルツさんは床屋さんの息子として生まれました。その場所は今は、セントポー
ルでよく知られているオガラ・バーというアイルランド系の居酒屋になっています。
居酒屋といっても、近所の人たちから愛されているバーといった感じなので、町内の
寄り集まりに使ったりする場所でもあります。
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