第１９話「アメリカの学校選択」
今月から学校選択を目的にした、父兄による学校訪問が始まりました。アメリカは、プライベート（私立）の学校だけでなく、パブリック（公立）の学校といえども千差万別。私たちのように最初の子どもを抱えた親たちは始めての経験で、今ちょっと困惑状態です。
わが家は、今年９月に幼稚園に進学できるプリスクール２年生の娘がいますが、さてはて、どの幼稚園へ行ったらいいものか。プリスクール２年生は、日本の幼稚園の年中さんにあたり、次の段階はいよいよ、アメリカの義務教育一年目の幼稚園入学ということになっています。
真耶のプリスクールは幼稚園まで含まれている、宗教には無関係のプライベートスクール。月謝は毎日２時間半だけで、２５０ドル。２年間のプリスクールを終えてパブリックの幼稚園に入学して小学校へ自動進級していこうと思っている親たち、あるいはこの幼稚園まで行かせて、その後はもう少したってから考えたい親などが、放課後学校の片隅でひそひそ相談話をする光景も最近見え始めました。
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