今年も行ってまいりました！着色無し、編集無し！の前田淳・マン島ワールドにようこそ！
日本のレースの場合、鈴鹿８耐（＊’９８年は７月２６日に行われたが、前田選手は、見事、ＮＫフォーミュラクラスで優勝＝総合１５位、出走５９台）に１年のウェイトを持っていく場合が多いですが、自分の場合はマン島になってしまいましたね。昨年と今年２回行っただけですが、既にマン島に行くというよりはマン島に帰ってきたという感じです。島に行けばそこには見慣れた町並み、見慣れた顔、そして偉大なるＴＴコースが自分を迎えてくれます。また、この島に来る事のできた喜び、そして自分の中に設定した課題など色々な事が走馬灯のように頭を駆け巡ります。本当に今年も参戦できてよかった。そして来年への新しい課題、新しい情報も収集できました。大きく前進することのできた原動力、本田技研工業株式会社にこの場を借りてお礼を申し上げさせていただきます。
今年のマン島ＴＴで操ることになったオートバイは、ホンダＣＢＲ６００Ｆ。日本ではあまり馴染みのない排気量のオートバイだが、ヨーロッパでは保険の関係もあってベストセラーバイクなのだ。自分は意外と初めてのライディングでは無く、今から６年前のアメリカ・デイトナ遠征でライディングした経験がある。（この時の成績は７位）もっとも正常進化しているＣＢＲ６００Ｆは基本的なレイアウトは変えていないけど、現行モデル自体は６年前のモデルより遥かにパワーアップしているので、逆にどれくらいの違いがあるか期待していました。
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