 カメラマン 高野忠彦
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パート3
ＴＴＷｅｅｋの始まりは、月曜日の早朝５時の予選で幕を開ける。まだ陽も昇りきらぬ時間、グランドスタンドにはファーストスタートこの目でと早起きした熱心なギャラリーはいまやこの時を待ち構えています。公道封鎖後、パドックゲートが開き、ファーストロースタートのあたりはフラッシュが幾度もなくたかれる。「１分前！」のスターターの声がしたら、この場にいる者すべてが心高鳴り、視線がひとつにそそがれる。ＧＯサインと共に１列目がとびだしてゆく。その後一通りでてゆくと辺りは、ホッとした空気になり、なんともいえない気持ちになります。初日の予選は７時すぎにおわり、あたりは普段どうりの朝の光景にもどります。このギャップが、「マン島にきてるんだ。」と感じさせられる時でもあります。そして、その日の夕方６時すぎより、９時までは夜の予選、イブニングプラクティクスがあり、大体このスケジュールで金曜日の朝まで行われます。
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