長崎くんちは市民の氏神様である諏訪神社の秋の大祭である。 旧暦の9月9日に行ったことから9日・・・「くんち」と呼ばれるように なったといわれています。

 踊り町(出演町)はそれぞれ歴史を誇る自慢の演(だ)しものを持って おり、7年に1度、出演がまわってきます。  (その年によって演しもの(踊り町)がかわる。)

 全市民的なおまつりであり、日本三大祭のひとつとして全国的にも有名です。


       龍踊り

     傘鉾(かさぼこ)
       □□踊り□□
 奉納踊りは各町によって異なり、本踊り・龍踊り・鯨の潮吹き・コッコデショ・ 川船・オランダ万才などがあり、その年により、各町の伝統ある趣向によって多彩 をきわめます。(7年巡りで奉納)これらは、海外の影響をうけた美術、工芸の枠を取り入れたものが多くみられます。
 
       □□傘鉾□□
 踊り町の歴史と伝統を語る町標で、奉納踊りの先頭に立つ。町の名誉をかけて趣向 をこらし、絢爛豪華を競った。だし(飾り物)、さがり(垂れ)、輪の3部分があり 、輪にはビードロ・しめ縄・蛇かごの3種があります。内部の中心になる棒の下端には、 上部の重さと平均をとるため、数百、数千の一文銭をつけてあり傘鉾の重さは120〜 150kg。歩き回る時は、添えてある鈴がリンリンと鳴ります。

 江戸時代には、各町内の富豪が一手に引き受けて制作したので、それを「一手持ち」 といい、町内総がかりで作ったものを「町傘鉾」と称しました。今は全部所有です。

長崎くんちのビデオはこちら / 長崎市案内

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