宮尾尊弘(みやおたかひろ)

筑波 大学社会工学系教授、経済学博士

1974年に米国のMITより経済学博士号を取得後、トロント大学助教授、カリフォルニア大学助教授、南カリフォルニア大学教授を経て、1985年より筑波大学社会工学系教授、現在に至る。15年にわたる米国滞在の経験と研究を踏まえて、以前から日本経済が所得を中心とするストックの時代に急速に移行していることを強調し、それに見合ったパラダイムの転換と発想の切り替えの必要性を説いてきた。
特に、土地問題や資産デフレ問題について専門家の提言をまとめ、マスコミを通じて一般にアピールしたり、国会で参考人として意見陳述するなど多方面で活躍中。最近では米国のストック経済が情報通信革命の成果を取り入れて飛躍的に生産性と収益率を上げていることに注目し、日本が学ぶべき点を指摘している。


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