(写真提供共同通信社)
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高橋選手は、今秋のドラフトの注目度ナンバー1だ。逆指名制度により、今秋大学野球終了後、ドラフト前に、高橋選手が指名した球団に決まってしまう。そのため、高橋争奪戦は激しくなる一方だ。
「高橋選手はプロに入っても、一年目からトップレベルの水準ですね、うちは特Aの一位指名でいきます」(セリーグ某球団関係者)
現在のところ、横浜、巨人、阪神、近鉄、西部など七〜八球団の名前が挙がっており、スカウトの評価も高い。
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スカウトの評価を総合すると、高橋選手の長所は次のようになる。
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スイングがコンパクトで、スピードがある。
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スイングの球をとらえるポイントがしっかりしている。
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打席ごとにどういう打撃が必要かを的確に判断している。
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中距離バッターだが、バネ、スピードすべて兼ね備わっているので、飛距離がでる。
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顔がいい、スター性がある
以上五点は、重複のスカウトに共通した評価だ。
「高橋選手がプロ一年目から活躍する条件は、年間百三十五試合フルに出場すること。悪いときも使い続けてやれば、必ずや活躍するでしょう」(同)
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