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44話  「Teleboard」

ニュー・イングランド通信

000412-1.jpg (13k) スキー、スケート、スノーボード、スノーモービル、スノーシュー、そり、など等、 ウインター・スポーツは様々な楽しみ方があります。ゴールデン・ウイークになっても、高い山の上で「春スキー」を楽しむ方もいるでしょう。インドア・スキー場なら一年中、滑走が可能なのかも知れません。

さて今回ご紹介する「テレボード」は日本未公開と言っても過言ではない、新しいウインター・スポーツです。スキーとスノーボードを足して二で割り、両方の良さを兼ね合わせた物。それが「Teleboard」です。テレボードの制作販売をしている会社「ユニボード」の会長Mr. Ron Franzino にお話を伺いました。

000412-2.jpg (14k) テレボードはダウンヒル用に開発された両足を一枚のボードに乗せてストックを使って滑る道具です。1995年から Mr.Martin Fayを始め3人で開発し、研究に研究を重ね、1年半後に完成した新商品。2−3年前にアメリカとヨーロッパで特許を取った商品です。写真をご覧になれば分かるように、ちょっと「砂時計」を思わせる 様なデザインです。真ん中が一番狭く、ほぼ足の幅くらいで両端が広くなっています。両足を一枚の板に乗せる所はスノーボードのようであり、ストックを使いダウンヒルのスロープで正面を向いて滑り降りる所はスキーのようでもあります。

このテレボードに使用するブーツとバインデイングの特徴はクロスカントリー・スキー用の物と似ていて、踵の部分が固定されていません。つまり爪先だけがボードに固定されている事によって、体重移動を自在に出来る様デザインされています。「スキーやスノーボードに比べてどんな点が有利なのでしょうか?」という質問に対して Franzinoさんはこんな風に答えて下さいました。
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