title2.gif (23k)



000419-2.jpg (15k) ブルーバードは年に2回、卵を産み、雛を育てます。一回目は4月の初め。外敵から 卵や雛を守る為、ブルーバード は巣を作る場所を慎重に吟味します。特に入り口の直径はピッタリ自分の体が入るだ け。大き過ぎても小さ過ぎても 駄目。カップルはお家探しにかなりの時間を掛けます。一旦、巣を作る場所を決める と、二羽で松の枝などを集めて 5−7日で巣を作ります。卵は薄いブルーの色をした「うずらの卵」位の可愛い物で 4−6個、産み付けられます。 16−21日間暖められた卵は ついに雛になります。親鳥たちにとって 食料のミミズなどを運ぶのに忙しい毎日が始まります。そして約21日で巣箱を飛び 立つまでに成長します。このブ ルーバードの家探しから ひな鳥の巣立ちまでのドラマを観ていると、人間も鳥も親の気持ちって同じなんだな ーと感じます。

さて、巣箱を管理する人間の仕事は、一回目の雛が飛び立ったら巣箱を綺麗に掃除し てあげる事です。すると6月頃 には この巣箱に再びブルーバードのカップルが巣を作ります。9月までには家族全員が飛 びたてる様に準備をして、どこ へとなく飛び去ってしまいます。「渡り鳥」らしい事は分かっていますが 一体、どこへ行くのかはミステリーなんだそうです。でも、必ず次の春には、ブルー バードが返って来るそうです。

皆さんもこの時期にアメリカを旅行すれば、幸せのシンボル、ブルーバードに会える と思いますよ。

チャオ
page 1 2


| 最新コラム| ギャラリー| プロフィール | バックナンバー |