65話 「アメリカでホーム・ステイ」
パート１
ニュー・イングランド通信
 夏休みも終って、２学期が始まりました。皆さんの夏休みは、いかがでしたか？
今年の夏、沢山の学生がアメリカ生活を経験する為に、英語を上達させる為に、アメリカ各地で夏季のホームステイをして、母国に帰りました。今回は、そんな大勢の外国人学生の中から二人を選んでインタビューしてみました。彼らの目に映ったアメリカとはどんな国でしょう。
先ずは、デンマークからやってきたAlexander Hinnerskov君。彼はお父様の仕事の関係で、日本で生まれインターナショナル・スクールで教育を受け、次にスイスに移ってインターナショナル・スクールで教育を受けた後、母国のデンマークに戻ったという国際的な１７歳の男子学生です。
彼の場合、英語を勉強する必要などない位、英語がペラペラなのに、それでも毎年夏にアメリカにやって来て、「アメリカ語」を吸収して帰るのです。デンマークでは、テレビ番組はデンマーク語以外に、他のヨーロッパ各国の言葉でも見られるし、英語で見たいと思えば、イギリスの番組やアメリカの番組を見る事も出来るそうです。でも、「アメリカ英語」にどっぷりと浸りたい、と言う希望で、彼は毎年一ヶ月間、マサチューセッツ州ケープコッドにあるチャダムと言う町でアルバイトをしながら、アメリカ日常会話を磨いて帰ります。 |
