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001114-2.jpg (15k) さて、コネチカット州サウスベリーにある「ロシア村」は、かのロシアの大文豪トルストイの息子、Count IlyaTolstoyによって作られた小さな村です。ロシア革命の時に祖国から逃げてきたロシア人達は、トルストイの息子に従って、この地に落ち着きました。そのロシア人達は、村の中心にロシア教会St. Sergius Chapelを建て、皆で礼拝していました。今でもその建物が残っており、National Register of Historic Placesに登録されています。現在でもこのロシア村には、最初にやってきた26家族中の8家族の子孫が住んでいます。当時は、印刷所を作り、ロシア語の新聞まで発行していたそうですから、かなり大掛かりなロシア村だった様です。現在のロシア村は、ひっそりと自分達の生活を守っている感じがしますが、創設者トルストイにちなんだ、トルストイ・レーンという道路標識が印象的です。

このロシア村を訪れてロシア教会に備えられている花を見た時に、人間は時代や国籍を問わず、どこに居ても祖国を思う気持は同じなのだと改めて感じました。

チャオ
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