定期検診は病気を初期の段階で見つける、或いは異常がないことを
確かめるために行われるわけですが、同時に、検査中の不手際で体に傷を
つけてしまう危険性もないとは言いきれません。この新しい大腸の
検査方法であれば、検査を受ける側の負担も軽くなり、スクリーニングをして
異常が認められた場合にのみ、今までのカメラが先に付いた内視鏡の
検査をすればよいことになるでしょう。現在の内視鏡は、小さなポリープや
小さなガン細胞なら開腹手術をせずに取り除けるのですから、治療の方法として
大変優れています。今後、この新しい機械が普及すれば、内視鏡は専ら治療用
となるのも夢ではなさそうです。ニュースでは、「今の段階では検査の精密度が
内視鏡と全く同じというところまではいっていない」と精密性にも触れていました
が、これからもっと改良されていくことでしょう。
定期検診を楽に受けられるこの新しい機械の導入によって、もっと多くの人が
気軽に検査を受けて、早期に病気を発見したり、異常がないことを
確かめられる時が来ることを望んでやみません。
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