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020626-2.jpg (14k)  米国北東部は教育に熱心であり、アイビー・リーグと呼ばれる大学があることから考えても、予想通りの結果といえるでしょう。もちろん、お金だけで良い教育が買えるわけではなく、また、この生徒1人当たりの金額の中には校舎の土地代や建築費用も含まれるので、地価の高いNYCのあるNY州が上位なのは当然という見方もできるでしょう。
しかし、1人当たりの予算が多いということは、教師の数が多くクラスのサイズが小さいので、きめ細かい指導が受けられるということでもあるのでしょう。地価の高さではNYCに引けを取らないサンフランシスコがあるカリフォルニア州は29位。やはり、少人数のクラス編成や教育機器の充実度の違いが順位に反映されているのかもしれません。

 より良いスクール・システムを求めて、アメリカの親達が引っ越しをしている事実は、教育システムの良し悪しがその地域の不動産の値段に大きく影響することにも如実にあらわれています。
「孟母三遷」のことわざは、現代のアメリカにもしっかりと生き続けているんですね。

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