ニューイヤーズ・イブのパーテイーでもまだクリスマス・ツリーが飾られ、たくさんの食べ物やお酒、ユーモアのある会話、そしてダンスと楽しい集まりです。バンドの演奏は１２時になる時必ず「蛍の光」が演奏され、皆手にはシャンペンのグラスを持って新しい年を迎える瞬間を待ちます。１２時になったら誰にでもキスをして良いと言う無礼講。実に楽しい瞬間です。又、パーテイーに出掛ける代わりに元気の良い若い人達はNYのマンハッタンにあるタイムズ・スクエアーに出掛ける人も大勢います。こちらには大きな電動式のボールが支柱に仕掛けられ、１２時になるまで「カウント・ダウン」を始め、ゆっくり降りてきます。そして一番下まで来た時に丁度１２時。電気が点いて1999年の幕開けを祝います。マンハッタンの真夜中は寒い事と言ったらありません。こんな過ごし方は若い人達にお任せして、我々「中年組」はテレビでその様子を見ると言うのがお決まりのようです。
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この様に様々な過ごし方がありますが、どれを取ってみても日本人の私にはちょっと寂しいアメリカのお正月です。と言うのも、クライマックスはこの１２時の瞬間だけ。後は全く普通の日になってしまいます。今年は 一人でおせち料理の真似事でもして、ちょっと日本のお正月ムードを演出してみようかなと考えています。皆様もどうぞ良いお年をお迎え下さい。そして来年もこのコラムをどうぞよろしく。
ハッピー・ニュー・イヤー！
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