アメリカでは一般にコーヒーを良く飲みますが、紅茶を飲む人があまり居ないせいでしょうか？アメリカのレストランで紅茶を注文しても、ちっとも美味しくありません。美味しくないどころか、お湯とテイー・バッグが出てくるだけと言うのが殆どで、紅茶好きの私は、最初のうちはびっくりしたりガッカリしたりしました。元々イギリスからの移民で始まったアメリカなら紅茶を愛飲しても良いはずなのですが、どうしてなのでしょう？
これはやはりアメリカ独立戦争に発展した事件の一つの「ボストン・テイー・パーテイー」時代にまでさかのぼるのでしょうか。イギリスから船で運ばれた紅茶の関税の事で、ついに堪忍袋の尾が切れたアメリカ人達がインデイアンに変装して船から紅茶の箱を海に投げ捨てたと言う歴史が在るだけに、わざと紅茶を飲まないようにしてきたのかな？と思わせるほど、紅茶文化が乏しいアメリカです。
それでも、たまに「テイー・ルーム」と名のついたイギリス風のレストランに行くと紅茶のリストがたくさん並び、ダージリン、アイリッシュ・ブレックファスト、オレンジ・ペコなどが選ベ、ちゃんとテイー・ポットに入って出てくるとほっとします。
※写真は、マリリン・モンローがよく利用したお店
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