第２２話「タイタニック号の歴史的瞬間を再現」
ミネソタ時間2月２０日土曜日午後４時、日本時間２月２１日日曜日午前７時、歴史的な出来事が起こります。セントポールのタイタニック号展示会会場からこの度、タイタニック号の汽笛の音が８７年ぶりに全世界に初公開されることになりました。汽笛を保存するために、これが最初で最後。二度と聞かれることはないだろうと言われています。
タイタニック号と言えば思いだすのが、最近の映画。当日は、映画タイタニック号の主題歌を歌ったカナダ人歌手セリーヌ・ディオンもグラミー賞受賞式場から参加して、汽笛が鳴ったと同時に熱唱するという仕掛けになっているとか。タイタニック号研究関係の著名人もセントポールの式典に集合するそうです。日本のみなさんには、このシーンがテレビでご覧になれたらいいですね。
タイタニック号は、１９１２年４月１５日午前１２時１５分、１５００人の人命を奪って沈没しました。最後の汽笛が鳴ったのは、まさにその沈没の瞬間。「今回汽笛が再び聞かれることになり、海の底に眠っているタイタニック号と亡くなった人たちの魂が甦ってくれることを願う。」関係者たちは今暖かくその一瞬を見守っています。
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