カメラマン 高野忠彦

ピットにバイクを止めスタンドに上がる。順位ボードを見ると、「またも来てしまいました。」そんな気持ちにさせられます。と、個人的な思いをここまで書いてきましたが、ここからは解説的?にいきましょうか。
 コースに出て、ラムジーまでは(コースの約3分の2)街区間になっているのでおとなしく走ります。取り締まりもやってますからね。とくに、街入口は強化ポイント。でもどっかの国みたいに無意味にちかいところでするのではなく、いけないところ、あぶないポイントに限りですから、くれぐれも気をつけて。罰金は、かなり高額らしいですよ。ラムジーを抜けるとマウンテンセクションにはいる。ここからはフリースピードだったのですが、今年は特に自爆、島民をまきこんだいたましい死亡事故が多数あり、どうやら来年からは制限速度がもうけられるみたいです。

しかし、1周60Kmはライダーが大好きなものがすべて揃っている。ワインデイングロード、限りなく青く高い空、海、息をのむような景色、ここにくればきっとわかるだろう。飛ばすのもいいが、のんびりとツーリングでも。つたない文章じゃとても表現できない。T.T以外にもお楽しみはあります。OLDバイクによるレースもあるし、日に日に増えてゆくバイクの数に心をうきうきし、信じられないが、メインストリートがバイクで渋滞し、ガソリン入れるのに15分近くかかり!何よりも大人が子供のように笑い、ハシャギ、見ているこっちもうれしくなり、思わず「オマエら子供か!」とツッコミをいれたり(笑顔で)のんびりと時計をはずして日が暮れるまで遊んで下さい。

 次回は、T.T.Weekの始まりから、マッドサンデー、などをお伝えする予定です。         


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