３９話 「Who wants to be a millionaire?」
ニュー・イングランド通信
アメリカで今 話題のＴＶクイズ番組"Who wants to be a
millionaire"をご紹介しましょう。アメリカのＡＢＣテレビ局がＮＹＣのスタジオ
で行なっているこのクイズ番組は何といっても賞金額が最高百万ドル（＄１を１０９円として換算すると約１億９百万円）という事で話題を呼んでいます。一問目は＄１００の賞金から始まって、問題は徐々に難しくなり、最終問題の賞金が百万ドルになります。方法は簡単。４つの答の中から正しい物を選ぶ方式です。
私がユニークだと思うのは、このクイズのルールです。先ず、答を出すのに３つの
「ライフ・ライン」と呼ばれる『助け船』を其々一回づつ使う事が出来る事です。これは、スタジオに来ている人達に答を聞く。（会場に集まった人がボタンを押す仕掛け）又は「５０：５０」と言って、４つの答の中から２つ間違った答を消して、確率５０％の選択にする。又は 全米の誰か一人に電話をして、電話で答えを聞く。という方法です。次に答を出すのに特に時間制限を設けていない事。そして、最後にこのクイズのルールの良心的な所は、問題を見て、更に「ライフ・ライン」の助け船を使って、それでも答に自信がない時には、「ここでクイズを止めます」と言って、それまでに稼いだ賞金を貰って帰る事が出来る事です。
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