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殆どかかさずこの番組を見ている私ですが「一体、どんな人がスタジオに行ってこのクイズの回答者になるんだろう?百科事典を隅から隅まで読んでいるような『本の虫』かしら?」と思っていました。すると、ある日、知り合いから電話があり「うちの孫息子が" Who wants to be a millionaire" に出演して、25万ドルの賞金を貰ったの。私もスタジオに行ったからTV見て!」と言うのです。25万ドルと言えば日本円で約2千700万円ちょっと。すごい賞金額ですよね。私たちは皆 自宅でビデオ録音をしながらTVでMichael 君の健闘を拝見しました。急に有名になったMichael君。お祖母さんの所に遊びに来ると言うので、早速 お目にかからせて頂きました。

000308-2.jpg (11k) Michael Avitzurさん、31歳。New York City で弁護士として働く青年です。クイズ番組出演は初めてだそうですが初めてにして25万ドル獲得は上出来!小さい時からクロス・ワード・パズルやスクラブル、トリビア、と言ったゲームが好きだった事。一旦目にした情報は忘れないという記憶力の賜物がこの結果を生んだようです。しかし、いくら情報を持っていてもスタジオでライトを浴びて答えるというのはプレッシャーがかかるのではないか?と思い、「上がらなかった?」と聞きますと、「回答者の座席に座る前の方がドキドキしたけれど、一旦あそこに座ってしまったら平気だった。集中力の問題でしょう。」とサラリと答えて呉れました。

この人気番組は世界中20カ国以上の国が其々の国の言語で番組を制作しているそうです。日本でこのクイズの「日本バージョン」が登場するかどうか分かりませんが、クイズ番組と言うのは、TVを見ている人一人一人が回答者の立場になって一喜一憂でき、その上、知識も豊富になる点が面白さではないでしょうか。今 アメリカで流行っている言葉と言えば"Is this your final answer?"このクイズ番組の司会者が回答者に必ず聞くセリフです。誰かがあなたに疑いの眼で「ホントー?」って聞いたら"This is my final answer."って答えて下さい。この番組を知っている人には受ける事、間違え無しです。

チャオ
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