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学校が決まったら、次は住む所。律子さんは留学雑誌の片隅に書いてあったインター ナショナル・ハウスを思い出し、インターネットで詳しく調べてみました。ここはコロンビア大学の傘下にはありますが、独立した寮で、学生であ れば、どこの学校でどの様な勉強をしていても、年齢も国籍も関係なく寮に入る事が 出来ます。と言っても、そんなに簡単ではありません。実はこの寮に入るのにはテスト!があるのです。小論文のテスト。題は「この寮に入って、あなたは何が出来るか?」日本人留学生としてこの寮に入ったら、寮と寮生達に対して、あなたはどの様な貢献が出来るか?と言う事をA4サイズのレポート用紙に一枚、勿論、英語で書かなければいけません。積極的な生き方を応援するアメリカらしい小論文の題ではありませんか。

000920-2.jpg 昨年5月末から、日本人留学生としてこのインターナショナル・ハウスに住んでいる律子さんは、本当にここに住んで良かったと思うと話して下さいました。世界中からの学生が、皆それぞれの目的を持ってNYマンハッタンに集まって来て、一緒に生活をしています。律子さんは一人部屋ですが、三人で部屋をシェアーするタイプ、企業から派遣されて海外で勉強する人用の家族タイプ等、様々な部屋が用意されています。それは正に「ミニ国連」の様な学生コミュニテイー。人種のるつぼと呼ばれるマンハッタンにふさわしい光景です。マンハッタンに居ながらにして、世界中が見えてくる不思議な場所でもあるでしょう。各国の文化を生かしたイベント有り、それぞれの才能を生かしたコンサート有り、の楽しい場所であると共に、また皆が真剣に勉強する場所でもあります。NY英語と一緒に世界中のアクセントも学び、世界中の文化や考え方も学んで、それぞれに巣立っていく事でしょう。頑張れ留学生!

チャオ
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