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010404-2.jpg (8k)  このシステムのお陰で、ピクニックに行ったり、ビーチ、駐車場などに空缶を置いていく人は少なく、空缶回収はかなり効率良く実行されているようです。空缶がお金だと思えば、努力して持ちかえり、リサイクルに協力するのでしょう。それでも、中には走る車の中から空缶を道端に捨てていく人も出ます。そのような場合、空缶を集めることは、5セント・コインを拾っているのに等しいのですから、気が付いた人が率先して空缶を集め、お小遣いを増やすと言うことになります。5セントと言わず、このデイポジットを1ドル(約115円)くらいに引き上げれば、道端に捨てる人など皆無になるだろうなんて言う人もいますが、今のところアメリカではこのデイポジット・システムで上手に空缶、空き瓶、ペットボトルを回収しています。

 アメリカは州によって法律が違うほど独立独歩の色が濃いのですが、これはアメリカ全土で行われているシステムですから、近郊の州のものであれば、他の州で支払ったデイポジットでも回収することが出来ます。缶のふたの部分にデイポジットを回収できる州の名前が刻まれています。しかし、西海岸で買ったビールを飛行機の中で飲んで、東海岸でリサイクルしてデイポジットのお金を貰うとことは出来ません。バーコードにしっかりと情報が刻まれています。しかし、このシステムを採用するのなら、日本は小さい国ですから、全国共通にすることは容易いでしょう。

 日本でも、何かの形で空缶、空き瓶、ペットボトルの回収率が上がるアイデアが考えられるといいですね。

Enjoy your coffee!
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