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96話 「アメリカのサンドイッチ」

ニュー・イングランド通信

010411-1.jpg (9k)  皆さんは、サンドイッチと言う名前の由来が、カードゲーム好きのサンドイッチさんであり、ゲームをしながら片手でも食べられる様にと言う目的で考案されたのはご存知でしょう。世界中で食べられているサンドイッチ。しかし、お国柄によりサンドイッチの作り方は様々です。アメリカ人はランチにサンドイッチを食べる人がたくさん居ます。

 さて、アメリカ式のサンドイッチとはどんな物なのでしょう。

 アメリカでは、街角の小さなデリー、ガソリンスタンドに併設するコンビニのデリー、スーパーマーケット内のデリー等、様々なところでサンドイッチを作って貰うことが出来ます。海外旅行でご経験済みの方もいらっしゃるでしょうが、このデリーでのサンドイッチの注文はなかなか大変です。どう大変なのか?と言えば、質問攻めにあうからです。

 先ず、パンの間に何を挟むか?これは日本でも同じですから、「ハム&チーズ・サンドイッチ、お願いしまーす」と頼めば、後はその店で勝手に作ってきてくれるのが日本式。所が、アメリカではここから質問攻めが始まります。先ず「パンは何にしますか?」と質問してきます。パンの選択肢の多いこと。ホワイト・ブレッド、ホール・ウイート・ブレッド、ライ・ブレッド、パンパーニッケル(これらは、材料に使っている粉が違うだけでいわゆる食パンのスライスしたパン)、カイザー(これはハンバーガー・バンズに似た丸いパン)、グラインダー(これはコッペパンを思わせる細長いパン)。やっとパンの種類が決まったら、次は、「どんなチーズを入れますか?」と聞いてきます。

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