この様な変化はアメリカ英語にも見られます。皆さんも英語の授業で動詞の不規則変化を暗唱させられたことを覚えていらっしゃるでしょう。あの、come-came-come,やgo-went-goneがそれなのですが、最近のアメリカの若者達は、何でも動詞に「ed」を付けて、過去形、過去分詞形を作ってしまうようです。日本で、れる、られる論語が起こった頃、大人達が嘆いたように、アメリカの大人達もこの変化を嘆いています。しかし、大多数の人達が使うようになれば、それを正しい言葉として認めざるを得ないと言うのが現状の様です。
しかし、「言葉が変化する」のと「発音が変化する」のとは少々意味が違っているよ
うな気がして成りません。海外で通じる日本語には、相撲、豆腐、津波、過労死、カ
ラオケ等など、徐々に増えて来ています。世界に通用する日本語を外国人に示すに
は、日本人自身が正しい日本語の発音を失わないことも必要なのではないでしょう
か。
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