或いは、マッシュ・ポテトのように、ヤムを茹でてつぶし、ブラウン・シュガーや
メープルシロップで甘く味付けし、それをキャセロールに入れて、その上に
マシュマロを乗せて、オーブンでこんがりと焼く方法。どちらの方法をとっても、
実に甘い脇役料理です。
アメリカの代表的な調味料は、塩とコショーですが、一年に一回のサンクス・
ギビングには、欠かせない、甘い一品です。
この他にも、沢山の脇役料理が有ります。サンクス・ギビングは、メイフラワー
号でやってきた移民達が、インデイアンに教えて貰って農作業を始め、
最初に収穫できた喜びを共に祝ったというアメリカ独特のお祝いですから、
マッシュ・ポテト、グレービー、コーン、ターニップ(カブの一種)、ビーン、
クランベリー・ソースなど等、野菜が中心の脇役料理です。そして、デザートに
欠かせないのが、パンプキン・パイ。
サンクス・ギビングは、家の外もテーブルの上も「秋の色」一色に染まります。
家の外は紅葉が終り、枯れ葉が風に舞っています。ニュー・イングランドに
来るまでの私は、秋の色をファッションとして知っているだけだったと思うほど、
秋の色を肌で感じ、生活の一部として取り入れられる時期です。
日本の皆さんも、今週あたり、テーブルを秋色に飾って、お食事をなさって
みてはいかがでしょうか?
Enjoy your coffee!
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