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020327-1.jpg (9k) 最近になってやっと(?)この地中に埋め込む金属製のオイル・タンクを 掘り起こし、地下室の暖房炉から一定の距離を置いた場所にタンクを 移すことが推進されるようになりました。というのも、あちこちで この地中タンクのオイル漏れが発見され、その家の敷地内を 大きく掘り起こし、汚染された土を処理するのに莫大なお金が かかったという例が問題になりました。州の環境局が立ち会いで 検査をして、それは大掛かりなものです。そこで、最近は家の売買を する場合、このオイル・タンクが地中から掘り起こされて地下室に 新しいタンクが設置されていない家のローンは銀行が受け付けない、 という厳しい措置が取られています。少ない頭金を積んで、後は 30年のローンを組んで買った家が、オイル漏れだった場合、買い主は 莫大なオイル処理の費用を払えるわけはなく、そんな家にお金を貸した 銀行も、負債を抱え込むだけだから、というのが理由のようです。

我が家の周りでも、ほとんどの家が地中にオイル・タンクを埋め込んだ 形になっています。いつオイルが漏れるかもしれない、という不安は、 時限爆弾が地中に仕掛けられているようなもの。地中に潜ってしまって いる部分ですから、目で見てわかることではありません。我が家も つい最近、この時限爆弾もどきのタンクを掘り起こし、無事に 新しいタンクを地下室に備え付けました。「備えあれば憂いなし」の ことわざ通り、これでホッとしました。日本でも、様々な環境対策が 進められているようですが、「地球に優しく」ということを真剣に 考えなければいけないのだと、改めて考えさせられました。

Enjoy your coffee!

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