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 アメリカでもキャッチーな名前、ユニークな社名と言うのを苦労して探しているよ うです。イニシャルを使った簡略化はもう常識。言葉を短くすると言う例では宅配便で有名な「フェデラル・エキスプレス」が「フェデックス」と言われるようになり、 もうそれが浸透してきて今ではトラックにも「FedEx」と書いてあります。更にはこれが動詞化して「書類をフェデックスする」と言う風に使われつつあります。

 そして外国語化されている例としては、アイスクリームの「ハーゲンダッツ」。これは、全くのアメリカの会社なのにドイツ語の様に聞こえる社名をわざと付けました。食器の会社の「ミカサ」。アメリカに来たばかりの頃 「あら、日本の食器屋さんだわ 。ノリタケは知っているけどミカサって日本で聞いた事が無かったわ。日本人な のに恥ずかしい。」と大反省。店の人に根掘り葉掘り聞いた所が 、こちらも純粋なアメリカの会社。会社の意図は日本人は日本の会社だと思うし、スペイン語を話す 人は「 ミ・カサ」つまり「私の家」と言う意味でスペインの会社だと取ってくれるので 、どちらに思われてもエキゾチックで良いと考えたと言う事でした。外国語を 使うと言う社名に関する考え方は日米似ている所が多いようですね。

 そんな流れの中で「マツモト・キヨシ」なんて言う社名は、案外 、新鮮に日本人の耳に聞こえてくるのでしょうか?創立者の名前を社名にするのはリバイバル?これが 又新しい日本の社名の流れを変えて行く事になるのでしょうか?これから、どんな風に日本の会社名が変わって行くのか楽しみです。
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