庭から集めた卵を開けてみると、中には現金が入っていると言う、ちょっと日本の「お年玉」の様な感じです。子供達だけが貰えるお小遣いのプレゼントです。他には、バスケットに入ったお菓子や、縫いぐるみのウサギなどをプレゼントしたりします。でも、大人同志のプレゼント交換はありません。 　イースターは３月の下旬から４月の初めに当たるため、春の訪れを祝う楽しい時期でも在ります。ホワイト・ハウスでは、イースターにあの広い芝生の庭を開放して、恒例のイースター・エッグの転がしコンテストをします。傾斜のある芝生の上の方から卵を転がして、誰の卵が一番遠くまで届くかと言うゲームです。大統領もファースト・レデイーも参加して、大勢の子供達とひとときを過ごすと言う和気あいあいのシーンです。 　ワシントンDC辺りなら、屋外でこんなイベントも寒くはないのでしょうが、ニューイングランド地方のイースターはまだまだ寒い事が多いので、実はイースター・エッグ・ハンティングも室内が殆ど。時には、外は雪と言う寒いイースターを祝う事も在ります。 　でも、皆の心は「春の訪れ」を感じて、とても楽しいものです。ハッピー・イースター！ page 1 2 3

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