日本のハイウエー・カードは 現金を扱う手間は省けましたが 未
だに人間の手を使って処理しています。アメリカのこのパスは 無人ですべて機
械が操作します。このE−Zパスは 銀行に口座を設けた様に 今月は何回使用
したか、残高はいくらか、と言う報告が毎月自宅に届き、小切手又はクレジッ
ト・カード引き落としで いくらでも追加する事が出来ます。更には 自分の暗
唱番号を使って インターネット上で 今 現在の残高を照会できるシステムに
なっています。マジック・テープ方式で取り付けられているこのパスは 他の車
にも自由に取り付けられます。駐車しておく時は 盗難防止の為に 取り外して
ダッシュボードにしまって置けます。
この様に便利なE−Zパスが導入されてから かなりの料金所渋滞が解消され
たのですが このE−Zパス専用のゲートは無人ですから 間違ってパスを持っ
ていない人がこのゲートに入り込んでしまうと大変。後ろの車数台にバックを
お願いして「キャッシュ専用のゲート」まで車線変更。遠くからはっきりと紫
色の看板で「E−Zパス専用」と書いてあるにも関らず つい間違えて 周りの
ドライバー達からひんしゅくを買っている姿を 時々見掛けます。
どんなに便利な物が導入されても 上手に使うかどうかは人間の手に委ねられ
ていると言う事らしいですね。
チャオ
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