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 12/24に雪が降って以来、急に寒くなって外の気温は日中でも摂氏マイナス10度前後。雪道が気になり、ちょっと気楽に車を飛ばす訳にも行かないので「今回は近場で材料を調達出来ないものかなー?」と考えました。ところが、近所のどのスーパーヘ行っても大根、ゴボウ、レンコン、里芋などある筈もありません。

 友人のアドバイスで車で30分行った所のアメリカの大手スーパーに行って見ると、なんと大根がありました!棚の上を見ると「Diakonデイアコン」と書いてあるではありませんか。「Daikonダイコン」の "A"と"I"が逆さまです。とにかくこれで「紅白なます」が作れる!元気が出た私は野菜売り場の係の人に「ゴボウ」はありませんか?と聞きますと「そんな名前の野菜は聞いた事もない」と言う返事。其れを聞いていた見知らぬ買い物客が私に話し掛けてきたのです。

「うちの主人はイギリス人なんだけど イギリスではゴボウでお酒を作るのよ。(ヘエー、日本の梅酒みたいなのかな?ウン。それで?)主人は野菜が好きでネ。いろんなお酒を作っているの。ゴボウをこの辺で探したけど どこの店でも売っていないのよ。ところが主人がそこの高速道路の脇に生えているのを見つけて以来、我が家ではゴボウを高速道路沿いで抜いてくるの。お金払わなくって良いし、あなたもそうしたら?アメリカ人にはゴボウの価値なんて分からないらしいわよ。だって誰も取っているのを見た事ないんですもの」
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